MY DREAM

先日見たドラマ・・・「ブラックボード」というタイトルですが、観た人いますか?

オムニバスの3本立ての3回目(現代の学校と教師のテーマです)
それを観て思ったのですが、「夢・・・・」ということについて。
子供のころ、作文を書いたり、発表したりで、夢を語る機会がいっぱいありましたが・・・大人になって少なくなりました。
言霊という言葉もありますし、想いだけでなく、言葉の力をかりて夢を現実に近づけるといいな・・・大人になっても夢を語りませんか?

私は、物心ついたころから、看護師になるのが、何となくの憧れでした・・ 救急で夜間に病院に行ったとき、紺のカーディガンを来た白衣の看護師さんが、点滴受けてるそばで働いていたビジョンが、ずーと私の中にあります。知らない彼女(紺のカーディガンの
看護師さん)が、夢のイメージでした。
そして、まっしぐらに免許をとり、憧れだったICUへ。 卒後こそと、しっかりと厳しい中で、鍛えられた収穫は、今も私の看護の根っこです。たくさん泣いたし、苦しかったし、つらいこともあったけど、この4年間を乗り越えて得た知識や技術は、一生の宝物です。
何十年(??)経っても、この時間があったから、その後のさまざまなことへの解決に役立っています。今でもBEINGです・・・
慢性期の在宅だからこそ、急性期の経験が活かせることにも気が付きました。  原点って、大切ですね。

そして、4年間、ミニドクターのような勘違いのもと、働いて、子育てで、仕方なく退職・・・・やりがいあって、まだ、辞めたくないな。
その後、ニューヨークに行く機会があり、ワーキングビザとRN取得し、働きました。 まあ、言葉とマイノリティーの自分との闘い、
いかに、日本が温室で、守られていたかを痛感・・・・ でも、同時に、多様化した価値観を受け入れ、自己主張をする術、人は皆
違うけれど、それでいいという楽観主義、自己責任への厳しさ、無関心への容赦ない攻撃。
生き方そのものを考えさせられました・・・・・・・・急性期で命と思って守ってきたもの、、、、後輩に「ICUに来る人は必ず助けなくちゃいけない」と力説していた自分。 命とおもっていたけれど、心臓と呼吸を守ってきただけだったのかも・・・・いろいろ、思いました
ICUで過ごす手術後の2日なんて、その人の人生の一瞬だと、しかも、異常な環境で、ほとんど記憶に残っていない人ばかり。
でも、その場面では助けなくちゃいけない人たち・・・・じゃあ、そのあとは?  助かった後は、どうなんだろう。

命を守るって、結局、生活そのものじゃないのかな・・・ということは、生と死なんだ。
そして、在宅での生活・・・・生と死への援助を看護師として支えたれたらいいな。 そう考えているうちにふと気が付いたこと・ 
死って、人生の卒業ってことに気が付きました。 学校だけじゃないんですね・・・卒業って。大人になっても、節目節目で卒業しながら、その人生も最期に卒業なんですね。

先日、娘が卒業し、世間的には当たり前なのですが、卒業式の思い出のスナップから学校生活をみていて、たくさんいろいろなことがあって、それを乗り越え、楽しみ学校生活を全うしたことに、純粋にすごいことだと気づきました。「私の誇りだし、宝物だよ」と
初めて伝えました。 人生を卒業される方にも、それだけでも素晴らしいという思いで、関わりたいし、生きがいのお手伝いができればいいな・・・・・そして、卒業へのお手伝いも・・・・・

これが、今の看護師としてのMY DREAMです。


看護師  H・T


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